アメリカが中心となって進めている国際的な月探査計画「アルテミス計画」で来年、宇宙飛行士が乗って月を周回する予定の宇宙船と打ち上げに使うロケットが報道陣に公開されました。
日本も参加する月探査計画「アルテミス計画」で、アメリカは、来年4月を目標にアメリカとカナダの宇宙飛行士、あわせて4人が乗った宇宙船を打ち上げ、月を周回する飛行試験を行う予定です。
この飛行試験で使われる宇宙船と大型ロケットが7日、フロリダ州にあるNASA=アメリカ航空宇宙局のケネディ宇宙センターで報道陣に公開されました。

このうち宇宙船を宇宙空間に運ぶ役割を担う大型ロケットは、「コアステージ」と呼ばれる1段目のロケットと、左右に取り付けられる2つの補助ロケットの組み立て作業がそれぞれ別の場所で行われていました。
また宇宙船「オリオン」は、飛行中に必要な電力を供給する太陽電池パネルの取り付けが今月行われ、組み立て作業はおおむね終了したということです。
今後、宇宙船とロケットがひとつに組み立てられ、最終的には高さがおよそ100メートルになる予定です。
宇宙船の開発を進めてきたNASAの担当者は「私も含め、開発に携わった多くの人が人類が月に到達するのを心待ちにしている」と話していました。