2025年に、ユネスコの無形文化遺産に登録された滋賀県の「大津祭」の「本祭」が始まり、大勢の観客でにぎわっています。

「大津祭」は、大津市の天孫神社に江戸時代から伝わる秋祭りで、2025年、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
登録後、初めての本祭となった11日は、神社の前に、豪華な幕で飾られた高さおよそ6メートルの13基の曳山が勢ぞろいし、笛や太鼓の音にあわせて巡行を始めました。
それぞれの曳山には、能楽や中国の故事などにちなんだからくり人形がのせられていて、このうち「月宮殿山」には、鶴と亀の冠をかぶった男女が唐の皇帝の前で舞を披露する様子が表現されています。
沿道には大勢の人が集まり、からくり人形の動きに拍手を送ったり、曳山からまかれる厄除けのちまきを受け取ったりして楽しんでいました。
訪れた小学1年生の女の子は「2歳のときからずっと見に来ていて、大津祭が大好きです。ことしはちまきがもらえてうれしかったです」と話していました。
また、40代の父親は「大津祭が始まると秋が来たなと感じます。ユネスコの無形文化遺産に登録されたことで地域が活性化すると期待しています」と話していました。