彼女のために映画を予約した男性の悲劇描く漫画 当日スマホがなく… そういうオチか!
とある男性の悲劇を描いた漫画「スマホを拾っただけなのに」がSNS上で話題となっています。ある日、彼女から話題の映画を見たいと言われた男性。当日、映画を確実に見られるように、機械音痴の彼女に代わ
ってスマホでチケットを予約しますが…という内容で、「うまい」「面白い」「引っ掛けてあって笑いました!」などの声が上がっています。作者の男性に聞きました。
漫画のお題募集企画がきっかけ
この漫画を描いたのは、バラシ屋トシヤ(ペンネーム)さん(30歳)です。12月21日に、インスタグラムで発表してきた4コマ漫画をまとめた単行本「こびりつく4コマ劇場」を発売予定です。
Q.漫画を描き始めたのは、いつ頃からですか。
バラシ屋トシヤさん「ちゃんとした漫画を描いたのは大学4年生の時です。きっかけは、就活がひと段落した後、本当にやりたいことは何かと考えて、小学生の頃に夢中になった漫画に挑戦したいと思い、本格的
に活動を開始しました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
バラシ屋トシヤさん「インスタグラムで漫画のお題募集企画をやっていて、話題の映画のタイトルに似たお題を頂き、面白そうだったのでこのお題で考えることにしました」
Q.お題を選定するときの基準はありますか。
バラシ屋トシヤさん「何となく、『このお題だったら何か生まれそうな気がする』というものを選んでいます」
Q.ストーリーを構成する上で、難しい点などはありますか。
バラシ屋トシヤさん「考えたストーリーを8コマに抑えて、なおかつ最後のコマにオチを持っていくのが難しいです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
バラシ屋トシヤさん「『オチが読めなかった』『世にも奇妙な物語みたい』『星新一みたい』『怖いけど面白い』『(単に)笑える』などの意見が寄せられました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
バラシ屋トシヤさん「現在やっている、お題募集企画にどんどん挑戦していきたいです。タイトルをフォロワーさんに決めてもらうことによって、自分一人では考えなかった方向の話が生まれたりするので楽し
いです」
リンク:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181115-00028049-otonans-soci
【単語】
1. 悲劇 : 主人公が運命や社会の圧力、人間関係などによって困難な状況や立場に追い込まれ、不幸な結末に至る劇。トラジェディー。⇔喜劇。
人生や社会の痛ましい出来事。
2. 漫画 : 単純・軽妙な筆致で描かれた、こっけい・誇張・風刺・ナンセンスなどを主とする絵。
絵を連続させ、多くは台詞(せりふ)を伴って物語風にしたもの。
3. 機械音痴 : 機械の取り扱いが苦手なことを言う。
4. 題 : 書物、または文章・芸術作品などの趣旨・内容を簡潔に、総括的に示す見出しの語句。標題。タイトル。
5. 募集 : 広く呼びかけて必要な人や物を集めること。
6. 企画 : 議論の過程の一つで特に単発的な新規の事柄を計画することや、その議論によって行われる催し物。
7. きっかけ : 物事を始める手がかり。糸口。また、原因や動機。
8. 単行本 : 全集・叢書(そうしょ)などの中の一冊としてでなく、単独に出版される本。
9. 就活 : 「就職活動」の略。大学生などが就職のために資料を集めたり試験を受けたりする活動をいう。
10. 夢中 : 物事に熱中して我を忘れること。また、そのさま。
夢を見ている間。夢の中。
11. 挑戦 : 戦いや試合をいどむこと。
困難な物事や新しい記録などに立ち向かうこと。
12. 開始 : 始めること。また、始まること。
13. 選定 : 多くの中から目的・条件などに合うものを選び定めること。
14. 基準 : 物事の基礎となるよりどころ。また、満たさねばならない一定の要件。
15. 物語 : さまざまの事柄について話すこと。語り合うこと。また、その内容。
特定の事柄の一部始終や古くから語り伝えられた話をすること。また、その話。