新燃岳の噴火活動が活発になっていることを受け、宮崎県都城市にある県の宿泊施設は「より規模の大きな噴火が起きた場合に参加者の安全を確保できない」として、今月予定していた防災イベントの中止を決めました。
イベントの中止を決めたのは、新燃岳の火口から南東におよそ10キロ離れている宮崎県都城市にある県の宿泊施設「御池青少年自然の家」です。
東日本大震災から7年となる今月11日に、AEDの使い方や火おこしの体験などができる防災イベントを予定していましたが、新燃岳の噴火活動が活発になっていることを受けて中止を決めました。
去年は、家族連れなどおよそ1000人が参加したということです。
御池青少年自然の家の渡邉康隆所長は「非常に残念だが、より規模の大きな噴火が発生した場合に参加者の安全を確保できないと判断した。安全を確保できるほかの催しについては開催を目指したい」と話しています。
【単語】 
 
1.噴火:火口から溶岩・火山弾・火山灰・火山ガスなどが噴出すること。 
 
2.活発: 元気で勢いのよいさま。行動・活動などが生き生きとして盛んなさま。
 
3.火口:火山の、噴出物が放出される開口部。噴火口 
 
4.防災:台風・地震・火事などの災害を防ぐこと。 
 
5.催し:人を集めて興行・会合などをすること。また、その興行・会合など。催し物。 
 
6.目指す:① 到達・達成の目標とする。②目当てとして見る。
 
【質問】記事を読んで次の質問に答えてください。
1.宮崎県都城市にある県にある宿泊施設からの防災イベントが中止になったのは何故ですか? 
2.防災イベントではどんなことをされる予定でしたか? 
3.昨年の防災イベントにはどのような人が来られてましたか? 
4.韓国では防災の安全教育など行われていますか?